EXT 1070/1270 Titan Pelletは、材料押出法(熱溶解積層法、MEX : Material Extrusion)をベースとした3Dプリンターです。産業用大型高速生産システムで、ペレット押し出し、フィラメント押し出し、またはペレットとフィラメント押し出しが利用可能です。優れた生産性とコスト効率を併せ持ち、高解像度の大型部品製作に最適です。大型造形が可能なため、砂鋳造の型製作期間の短縮にも最適です。
・1mクラスの大型造形に対応、砂型のマスターにも対応可能
・さまざまな成形用ペレット材料をそのまま使用可能
・材料押出法での高速造形を実現
・高精度を実現(切削加工機能搭載による活用の広がり)
1mクラスの大型モデルを一体造形することが可能です。砂鋳造用木型やシート成形型としての使用も可能です。
ダクト
砂鋳造用木型
バッテリーバンク
エアダクト
バケットシート
Step1:造形
Step2:
アセンブリ・ポストプロセス
Step3:
磨きと塗装を行い、木型完成
3Dプリントした型
シート成型後、トリム前
完成品
材料押出法(MEX/FDM)では専用のフィラメントを使用して造形するのが一般的ですが、Titan Pelletでは、射出成形で通常使用されているペレットがそのまま使用可能です。また、実績のない材料でも、造形条件の検証を装置メーカーと協力して行うプログラムが用意されています。
メリット
ペレット押し出しと高速モーションコントロールシステムにより、フィラメントでの造形と比較して最大10倍の速度での造形が可能です。また、幅広いノズルサイズに対応しており、用途や材料に合わせて、精度と造形スピードのバランスを調整可能です。
※ペレットノズルサイズ範囲:0.4~9mm(一般的に使用されるペレットノズルサイズ:1~3mm、材料と部品の形状により異なります)3Dプリンターでは物性が不安
フィラメントとペレットを使いわけ、サポート部分を水溶性材料にすることにより、手間がかかるサポート除去の後処理を高速化
3Dプリンター1台で、造形から切削加工までの対応が可能です。後加工することにより材料押出法(FDM)の精度が粗いというデメリットを克服し、高精度なパーツ製作を実現します。フライス加工による表面処理を行うことで、表面粗さも改善します。必要な箇所にのみ加工指示ができるため、時間短縮とコスト削減につながります。
※デュアルペレットまたはスピンドルツールヘッド構成には非対応
ツールヘッド | コンフィギュレーション 組み合わせ |
EXT 1070 LT | EXT 1070 | EXT 1270 |
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1 | シングルペレット(標準) | ✓ | ✓ | ✓ |
2 | デュアルペレット | ✓ | ✓ | |
ペレット+フィラメント | ✓ | ✓ | ✓ | |
ペレット+スピンドル | ✓ | ✓ | ||
3 | デュアルペレット | ✓ | ✓ | |
デュアルペレット+スピンドル | ✓ | ✓ | ||
ペレット+デュアルフィラメント | ✓ |
フィラメント+ペレット+ミリングの例
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