ものづくりの現場では分業化が進み、専門性や品質が向上した一方で、工程の細分化による部署間の調整や情報連携の工数が増大し、開発が滞りやすいという課題も生まれています。
開発リードタイムを短縮するには、こうした分断を乗り越え、設計・解析・生産技術を止めないことが鍵となります。
本セミナーでは、設計・解析・生産技術が連動し、止まることなく回り続ける開発の具体像と実現手段を、以下の2つの軸からご紹介します。
1.ヤマハ発動機様事例:解析報告書作成の自動化による高速フィードバック
従来、解析結果の整理や報告書作成に時間を要し、設計部門の意思決定に「待ち」が発生していました。そこで、報告書作成を自動化することにより解析結果が即座に共有され、設計へのフィードバックを途切れることなく循環させます。その結果、待ち時間に縛られることなく試行回数を最大化でき、これまで以上に挑戦的な設計検討が可能となりました。試作に頼らない開発にアプローチする具体的なプロセスを解説します。
2.最新技術事例:「CAD×AI」を活用した治具設計
生産技術領域において、部品選定や設計、発注準備に一定の工数がかかりますが、チャット入力を起点にこれらを一気通貫でつなぐ新しいアプローチを取り上げます。設計者が単純作業から解放され、「判断」に集中できる環境を構築し、生産技術の観点からも開発全体を止めない仕組みの実現に迫ります。