導入事例

NISMOヘリテージパーツの補修部品を3Dプリンティングで生産可能に

自動車OEM

日産自動車株式会社

BNR32用デフロスターグリルにSOLIZEの3Dプリント最終製品製作を採用 - 日産自動車株式会社

日産スカイラインGT-R (R32)

NISMOヘリテージパーツについて

「NISMOヘリテージパーツ」に3Dプリンターで生産した部品が採用

日産自動車様が取り組む「NISMOヘリテージパーツ」において、SOLIZEは3Dプリンティングによる補修部品の設計と製造を初めて実現しました。

SOLIZEと日産自動車は3Dプリンター技術を共同開発し、この技術を用いて、R32型スカイラインGT-Rのハーネス用プロテクター(樹脂部品)を商品化しました。共同開発した3Dプリンター技術とは総合的に3Dプリンターを活用するための技術で、具体的には以下となります。

  • 3Dプリンターによる生産に適した部品選定
  • 3Dプリンターの性質に合わせた部品の再設計・性能試験の実施 ※HP社やハーネス本体を製造する部品メーカーと協力して実施
  • 効率の良い生産の検討

この3Dプリンター技術の共同開発により、高い品質基準が求められる自動車部品の製造を短期間で実現しました。

SOLIZEは今後も日産自動車様が取り組む「NISMO ヘリテージパーツ」におけるスカイラインGT-R R32型/R33型/R34型用の補修部品の開発を支援します。

 

2021年に生産を開始した3Dプリント製ハーネス用プロテクターの成果

R32型スカイラインGT-Rのハーネス用プロテクター(樹脂部分)

User’s Voice

NISMOヘリテージパーツは、製造廃止済み補修部品の復刻を通じ、お客さまに日産パフォーマンスカーに少しでも長く乗り続けていただけるようサポートする活動です。

製造廃止済の部品については、型廃却済で再生産不可や、新規型作成費用の高さにより収益性不成立のため、再生産を断念せざるを得ないケースが多くありましたが、今回3Dプリンターを活用することにり、新規型投資を回避しつつ商品の発売につなげることができました。

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※出典:アルテアエンジニアリング株式会社