3Dプリンター最終製品製作

SOLIZE PARTNERSでは、1990年のSOLIZE設立から一貫して取り組んできた
3Dプリンティングのノウハウを活用し、
適用部品の選定から材料評価、再設計、
生産準備、最終製品製作、適用部品拡大までサポートします。

こんなお困りごとはありませんか?

生産台数が少ない。金型を作らずに生産し、製造コストを抑えたい。

市場にいち早く製品を投入したい。テストマーケティングで、改善しながら製品化したい。

金型保管や在庫保管の負担を減らしたい。

生産拠点の分散・ローカライズ化して、サプライチェーンリスクを低減したい。

既存工法では実現できない形状・デザインを製品化したい。

3Dプリンターで製品製造するための設計・生産ノウハウがない。

私たちは長年培ってきた3Dプリンター製造技術で
お客さまの
少量のものづくりの選択肢を増やします

TOYOTA

トヨタ自動車株式会社

LEXUS LC500の2024年モデルイヤーからオプションとして搭載されたオートマチックトランスミッション(AT)オイルクーラーのダクトに、SOLIZEが製作したHP Jet Fusion製の3Dプリント製品が採用されました。自動車メーカーの純正オプション部品に3Dプリント製品が採用されたのは国内初です。

3Dプリンターを最終製品に活用するメリット

3Dプリンターはさまざまな経営課題を解決することができるツールです。

金型

  • 形状、デザインの制約
  • 生産場所の制約
  • 生産数量の制約
  • 時間(開発・生産)の制約
  • 保管の制約(下請法)

金型の制約からの解放

サステナビリティ

 
  • 過剰在庫の削減
  • 金型保管・メンテナンスからの解放
  • 生産拠点の分散・ローカライズ
  • 軽量化・機能向上による環境負荷低減

無駄の削減・効率生産

VUCA

  • テストマーケティング
  • 差別化製品の投入
  • 市場投入サイクルの迅速化
  • カスタマイズ製品への対応
  • お客さまの要求からの廃止部品の復刻

ものづくりの柔軟性

3Dプリンターを最終製品に活用するうえでの課題

年々進化を続ける3Dプリンターですが、既存工法と比較した際に、さまざまな課題があります。

寸法

  • 金型と比べ寸法バラつきが大きい
  • 造形サイズに制約があり、大物は難しい

コスト

  • 成形サイクルが遅く、設備費/保守費など高いため、造形費が高い
  • 材料コストは射出成形材料に比べ数倍以上高価
  • 外観要求の高い部品は後処理コストが大きく掛かってくる

強度

  • 使用材料に限りがある
  • 射出成形に比べ、強度が劣る
  • 異方性があり、設計しにくい
  • 内部欠陥など実績値が少ない

外観

  • 造形状態では意匠性の高い外観部品には使いにくい
  • 新しい材料、工法のため既存塗料などが使いにくい
  • 積層段差が出てしまう

課題解決に向けたSOLIZE PARTNERSの取り組み

3Dプリンター品を最終製品に適用する際の課題に対して、SOLIZE PARTNERSではさまざまな取り組みを行っています。

設計提案

  • 1チャージでの生産性UPとそれにともなう製造コスト低減を加味した設計の提案
  • さまざまな解析技術と掛け合わせ、性能を追求した設計の提案

安定製造

提供サービス03
  • 安定稼働のためのマシンコントロールと、独自メンテナンス項目の設定
  •  バラつきを抑え、安定した品質を実現するためのプロセス分析、仕組み化、標準化されたワークフローの構築、実施

生産技術と開発

  • お客さまの要求に近づけるオリジナルパラメータ開発による物性改善
  • 低コストと高表面品質を実現するための専用塗料や後処理技術の開発

最終製品製作に使用する3Dプリンターと材料

ほかの3Dプリンターに比べて生産性・コスト・材料物性が優れているHP Jet FusionとFigure 4を中心に、お客さまのニーズに合わせて生産します。

HP Jet Fusion

保有台数:6台

高い生産性と再現性の両立

独自の印刷プロセスで、従来の3Dプリンターと比較して非常に高い生産性と形状制限性を両立しています。

優れた材料物性

造形異方性が少なく靭性のある材料で、RoHS、EU REACH、や医療生体適合性 USP Class I~VIに対応しています。

サポート材不要

サポート材不要のため形状の自由度が高く、後処理フェーズを効率化します。

材料のリサイクル性

材料のリサイクル性が高く、材料コストの低減に寄与しています。

 材料  特長     準拠している規格
 生体適合性 REACH RoHS* UL 94、UL 746A

PA12

 丈夫で低コストな高品質パーツの生産が可能
PA12GB  剛性を備えた低コストな高品質パーツの生産が可能 n/a
PA11  高い延性を持ち、柔軟性を備えた高品質パーツの生産が可能

Figure 4

保有台数:9台

優れた材料物性・規格準拠

高い耐候性をベースに耐衝撃性・耐熱性・難燃・軟質など幅広い高機能材料をラインアップしています。

高い生産性・仕上げレス

z=30~100mm/hrの高速造形。

テクスチャー・シボを高い解像度で造形、仕上げレスを実現しています。

その他の製造技術

製造技術

SOLIZE PARTNERSは、上記3Dプリンターを含む6種類の造形方式の3Dプリンターを42台保有しています。
3Dプリンターのほか、切削加工や板金加工、注型、鋳造、試作金型などさまざまな工法に対応しています。

3Dプリンター 販売・保守

SOLIZE PARTNERSでは、3Dプリンターを活用した最終製品製作の内製化のサポートも実施しています。お客さまのニーズに合わせ、最適な3Dプリンターの選定から運用まで支援します。
 

3Dプリンター 最終製品製作に関するお問い合わせ​

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受付時間(平日)10:00-12:00、13:00-17:00​

3Dプリンター​ パーツ製造

3Dプリンター ​販売・保守

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※出典:アルテアエンジニアリング株式会社