真空注型

樹脂型を活用し、小ロットの試作品を短納期で製作

真空注型

光造形品や切削加工品をマスターモデルに、シリコンゴムで反転型を製作し、ウレタンまたはエポキシ材料で複製品を製作する工法です。形状や大きさによりますが、5個から30個程度の製作に適しています。

ABSライクやPPライク、耐熱材料などさまざまな材料で真空注型を行い、試作品を製作することが可能です。

お客さまの実験目的に合わせ、最適な材料を提案します。硬質と軟質の2色注型や、マスターモデルの製作のみの対応も可能です。

製作手順

真空注型 製作手順

対応サイズ

  • シリコン型:2,000×1,000×900mm程度
  • 樹脂型:3,000未満×1,500×1000mm(自動車のバンパーやルーフライニング、医療器筐体サイズまで)

対応材料

材料 特長
ABSライク 曲げ弾性率2000MPa付近のABSに近い硬さの材料。
100℃耐熱のグレードもあります。
PPライク 曲げ弾性率1500MPa付近のPPに近い硬さの材料。
6ナイロン注型 ガラス無し・ガラス15%入り・30%入りの3種。
ウレタンゴム 一般材は硬度40~90度の範囲で硬度調整が可能です。
40度以下の軟質材料、90度以上の硬質材料もあります。
シリコンゴム注型 パッキン、キーボタンなどに最適です。
樹脂型にシリコンを注入して製作します。
耐熱材料 100℃~ 200℃の範囲で材料の選定が可能です。
透明材料 可視化用途に最適。エポキシ、110℃耐熱など、豊富なバリエーションから選定が可能です。
難燃材料 V0認定材。UL94-V0材料の指定が可能です。
遮光材料 バックライトなど遮光が必要な部品に最適です。
帯電防止材料 通紙部のガイド部品に最適です。
発泡材料 衝撃吸収用のパッド部品など、発泡材料の注型が可能。シリコン型、樹脂型ともに対応可能です。

対応実績

ダクト形状も一体で製作可能

ダクト形状も一体で製作可能

自動車部品

インテークマニホールド、バンパー、インストルメントパネル、エアクリーナー、グローブボックス、フロントグリル、ロワーグリル、センターロワー、カップホルダー、アウトレット、アウトレットパネル、ドアトリム、各種ピラー、オイルストレーナー、フェンダー、バッテリーカバー、コンソールボックス、リクラカバー、エンジンカバー、ヘッドカバー、HVAC、リレーボックス、ジャンクションボックス

その他

  • 船外機部品のエンジンカバー、外装部品
  • 家電部品、医療機器類のカバー
  • 各種ダクト、タンク類

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